Thursday, September 30, 2010

カーネギホール Opening Night Gala 2010-2011

カーネギホール2010-2011シーズン Opening Night Galaに行ってきました。

プログラムはベートーベンから2曲。”Happy piece for a happy event"な選曲でした。

ランラン、ピアノ上手いや。彼の演奏を次世代ピアニストが聴いてこれから育つんだろーなー。。。

プロはみんな上手くて当たり前なんだけど、
じゃ、他のプロアーティストとどこで差がつくかってのは、技術的に上手い!にプラス、心に響く感動を呼ぶ、とかな人間的感情を呼び起こすところ、個性がある、とか、その場の空気が読める、とかかなーと思う。

ウィーンフィルだって、そりゃ上手くて当たり前。 だけどCDを聴いても伝わらない感動を公演で見事にデリバーしてくれる。 曲の表情のつけかたとか、強弱がハッキリあるんだけど優雅なトーンは変わらない、演奏が徐々にフォルトに移行する時の音の膨らませ方、なんかは見事!! ブラボー!!!

別のオケや指揮者が同じ表現を出来るかっていったら出来ません。彼らの音楽への向き合い方と彼らの演奏による彼らの曲への解釈と彼らによるその表現なんだろな。

このオープニングに立ち会った観衆みんなが今シーズンへの期待と希望を確実に分かち合えたのは最後の会場一致の拍手で証明されてました。

今シーズンも楽しみ☆


Vienna Philharmonic Orchestra Opening Night Gala
The Program
Vienna Philharmonic Orchestra
Nikolaus Harnoncourt, Conductor
Lang Lang, Piano

1)BEETHOVEN Piano Concerto No. 1 in C Major
2)BEETHOVEN Symphony No. 7